【対談】Substackで「フォロワー」から「濃いファン」へ ─ AI×インスタのプロ・りこさんと語った、今いちばん熱いSNSの使い方
はじめに
おさるです。
先日、僕のSubstack立ち上げをサポートしてくださっているりこさんとライブ対談をしました。
きっかけは、僕がXで「Substack運用のサポーターを募集します」と投稿したこと。普段あまり募集はしないんですが、Substackは初期設定が本当に難しくて、誰かに手伝ってもらいたいなと思っていたんです。
そこにDMをくださったのがりこさん。AI×インスタで「AIラボ」「CreAca」という2つのコミュニティを運営されている、ママ向け発信のトッププレイヤーです。
ライブ対談には累計170名以上の方が集まってくださり、同時視聴も60名以上。チャット欄もすごい盛り上がりで、これからSubstackを始めたい方・伸ばしたい方にとって有益な内容が詰まった時間になりました。
その対談の内容を、ここにまとめます。
Substackは「初期設定」で差がつく
おさる:いやー、やってて思いますけど、Substackって初期設定が本当に難しいですよね。
りこ:そうなんです。運用の手順はチームで考えられても、そもそもの設定で間違ってたら嫌だし、メール配信の細かい設定とかが本当にわかりにくくて。ここはやっぱり需要があると思います。
実際、おさるさんからご依頼いただいたあと、他のインフルエンサーの方からも「Substackの設定を手伝ってほしい」というご依頼をいただくようになりました。トレンドが来ているし、プラットフォームとしてもすごくいいんだけど、設定のハードルが高いんですよね。
初心者さんが抜け落ちがちなポイント
りこ:初めてSubstackをやっていこうと思った時に、抜けがちなポイントがいくつかあるんです。
まずプロフィール。これは他のSNSと一緒で、自己紹介ではなくて「どんな発信をしていて、どんなことをしている人なのか」がパッと分かるように整えること。
そしてもう一つがウェルカムメール。これは見逃しがちなんです。
おさる:ウェルカムメール?
りこ:はい。購読してくれた人が一番最初に受け取るメールがあるんですが、Substackって海外サービスなので、初期設定だと日本語がめちゃくちゃ変なんですよ。「あなたもあなたの初期設定にちょっとお付き合いください」みたいな(笑)。
おさる:あー(笑)。確かに。
りこ:ここをちゃんと「登録ありがとうございます、Substackではこういうことをお届けします」って自分の言葉に直しておくと、最初の挨拶として世界観が伝わるんです。
設定の場所:ダッシュボード → 設定 → メール → ウェルカムメッセージの編集
おさる:あ、本当だ、できてますね。ありがとうございます。これめっちゃ有益じゃないですか。
もうひとつの隠れた重要ポイント「Aboutページ」
りこ:あとちょっと上級者なんですけど、Substackって「パブリケーション(刊行物)」って呼ばれるものがあって、要は自分の雑誌を作るようなイメージなんです。
おさるさんだったら「おさるのマーケネタ帳」っていう雑誌を作っていく感覚で記事を書いていくと、ウェブサイトが出来上がる。
その中にAboutページ(概要ページ)があって、ここに「自分はどんな人間で、何を大事にしていて、だからこういう発信をしているんです」っていう世界観や価値観をちゃんと書いておけるんですよ。
おさる:これ、りこさんに全部書いていただいたんですよ。
りこ:おさるさんのナレッジを拝見して、私がライティングさせてもらったんですけど、めちゃめちゃ緊張して5回くらい見直しました(笑)。
おさる:いやーすごいのが、僕の「売るだけじゃ長くは続かない」っていうマーケネタ帳のテーマと、まさにセールスを不要にすることっていう僕の考えそのものと同じことを書いていただいて、本当に感動しました。一発OKでしたね。
りこ:ありがとうございます!うれしいです。
Substackは「伝えたいことが伝わる」プラットフォーム
りこ:Substackって、要はSNSとかいろんなところでは出しづらいけど、でも一番本当は伝えたいことだよね、っていうものを伝えられるメディアなのかなって思って、おさるさんのAboutページにもそういうメッセージを入れさせてもらいました。
おさる:本当そうですよね。他のSNSってプロダクトアウト的に自分の伝えたいことを発信しても伸びないじゃないですか、今のアルゴリズムだと。Substackは伝えたいことが届く。そこが魅力ですよね。
りこ:本当に痛感しました。私、普段はSNS効率化とかAIのことを話してるんですけど、昨日「ママのモヤモヤの正体を哲学的に解説する」っていう記事を書いたんですよ。
おさる:めちゃめちゃいいじゃないですか。
りこ:それって、インスタリールで喋っても絶対伸びないし、Xでも伸びない内容。だけどSubstackの記事にしたら、
80いいね
20リスタック
1日で閲覧800
Substack番付3位
になったんですよ。
おさる:すごいですね。Substackにいる方が、そもそも裏の話を聞きに来るモチベーションでいるから、さらに反応が良いんでしょうね。
りこ:そうなんです。書く側もリテラシーが高いし、読む側もリテラシーが高い。長文が読める人たちが集まってるから、感度がすごく高いんです。
「ライブ機能」が異常に強い
りこ:私、Substackのライブ機能、特にSNS出身者にめちゃくちゃおすすめだと思ってるんですね。
おさる:確かにこれ、僕も今ピンときたんですが、商品とか持っている方にとって今後すごい宣伝手段になりそうですよね。
りこ:なります、なります。インスタライブみたいに気軽に入れるし、しかもパソコンから入ると画面共有してセミナーができるんですよ。
おさる:やばい、それはすごいですね。
りこ:セミナーができて、かつみんなチャットでコメントもできる。昨日イケハヤさんが試しに購読者限定セミナーをやってたんですけど、Substackライブはそういう使い方もできちゃう。
おさる:インスタライブって最近すごく難しくて、フォロワー1000人ないとできないし、僕みたいなフォロワーがいるアカウントでも全然人数来ないんですよ、通知が届いてないみたいで。
りこ:そうなんですよね。
おさる:なのでSubstackは届くからライブとすごい相性いいかもしれない。
りこ:そうなんです。あと、Xスペースは一方的に情報提供する場で、コミュニケーション取りづらいじゃないですか。インスタライブは「よし、やるぞ」って告知してやる感じ。Substackはすごくラフにライブできるんですよ。
購読者限定でアーカイブを送る裏ワザ
おさる:アーカイブの設定ってちょっとややこしいですよね。
りこ:そうなんです。普通にアーカイブを公開しちゃうと全員に見られちゃうんですけど、コツを使うと購読者限定でアーカイブ動画を送ることもできるんですよ。
ライブが終わった後、配信設定のポップアップを消して下書き状態にする。そこからシークレットリンクを共有 → 登録者全員を選択 → メールを送る、にすると高読者だけにアーカイブが送れるんです。
おさる:これは知らない人多そう。教えてもらえてよかったです。
隠しコマンドのようなボタン
おさる:あ、これライブ顔出しなしでもできるんですか?
りこ:できます。カメラ設定するボタンがあるじゃないですか、絶対押せなさそうなビデオマーク。あれを押すと映像オフになります。
おさる:本当だ、絶対押せなさそうなボタン(笑)。これは見つけられないですよ。
りこ:私もこれどうやってオフにするんだろうって悩みました(笑)。
Substackは「リピーター」を生むのに最適
おさる:今これ市況観もちょっと見て思うんですけど、Substackの重要性ってすごく高まってきてると思っていて。今まで何も買ってくれなかった人が初めて買ってくれる機会にもなるんですけど、リピートして商品を購入いただくのに一番適してるなと思いました。
りこ:確かに。これから先は、新規よりも既存をどうやってリピートしてもらうかが大事だって、記事にも書かれてましたよね。
おさる:そうなんです。Xとかで新規を取っても、僕10万フォロワーいるんですけど、今は数千インプしか出ないんですよ。何回オファーしても複数の商品を買ってくれるとは限らないし。
りこ:なるほど。
おさる:5年前くらいから始めた発信者の方たちが、ちょうど今「2回目・3回目以降が売れない」っていう壁にぶつかってて、1〜2年で終わっちゃう方も増えてるんですよね。
じゃあなんで僕と周りの人がうまく生き残ってるかというと、複数の商品を講座制で複数販売して、まず買ってもらってテストローンチ的なことをするんです。一般リリースする頃にはもう受講生何百人いる、みたいな状態からスタートできる。
りこ:なるほど。
おさる:それを僕は講座生限定のチャットワークでやってるんですが、無料の方は入れない。「無料でできるそういうチャットワーク的な機能ないかな…」って思ってたら、Substackじゃんってなったんです。
りこ:確かに、そっちのシフトはしやすいですね。
おさる:有料コンテンツでSubstack上でチャット機能とか音声とかいろいろできちゃうじゃないですか、交流が。
りこ:Brainとか今後複数出す方、いろんな商品を扱っていきたい方はめちゃめちゃ良さそうですよね。
おさる:いいと思います。
自動化されすぎていない「人間味」が今は強い
りこ:あとSubstackで意外と大事なのが、ノート(短文投稿)の使い方なんです。
おさる:あー、ここちょっと僕もできてないんで、短いのを上げるようにしたほうがいいですね。
りこ:Xで投稿されている有益情報も確かに拡散される上では大事なんですけど、いいねやコメントを喚起しようと思うと、人間味があふれるような投稿が伸びる傾向にあって。
例えばイケハヤさんの投稿だと、田舎の最寄り駅の風景とか、インコの写真とか。私だと猫ちゃんの写真とか、「お昼ご飯に納豆ご飯と梅干しご飯で済ませるママ全員友達」みたいな投稿(笑)。
おさる:いいですね(笑)。あんまりXとかインスタでは上げないようなプライベートなものを上げるいいんですね。
りこ:みんなちょっと見たいと思いますよ、おさるさんのそういうところ!(笑)
おさる:今のXとかインスタじゃ上げにくいですよね、ちょっと怖いですから。
りこ:そうなんですよ。
おさる:Substackは人間性が伝わりやすくて、発信する側としても情熱盛り盛りで発信できるから楽しいですよね。だからあんまり自動化しすぎないほうがいいなって、僕も思ってます。
後伸びする・コラボで伸びる ─ Substackならではの仕組み
りこ:しかも、僕不思議なんですけど、Substackって記事が後伸びするんですよね。私、今でもいいねの通知が来るのが2週間くらい前に書かれた記事で、今200いいねくらい超えてて。
おさる:すごいですね。
りこ:noteってあんまりそういうことなくて。過去記事はSEO検索でかからないと流入がないんですけど、Substackは過去のおすすめが購読者のタイムラインに流れてくるんです、おそらく。
おさる:なるほどなるほど。さらに資産性が高いんですね。
りこ:そうなんです。あともう一つ、海外のSubstack文化として根強いのが、発信者同士のコラボで伸ばし合うことなんです。
おさる:へー。
りこ:一緒に記事を書いて、その中で相互におすすめ設定したりとか、ライブを一緒にやったりとか。今回のおさるさんと私のライブもまさにそうですよね。これをきっかけにおさるさんのアカウントを購読してもらえたり、私のほうから購読してもらえたり、そういう動きが生まれるんです。
おさる:すごい、それは今後どんどん他の方ともやっていったほうがいいですね。
今がチャンス、なぜならば
おさる:今これ、本当にチャンスですよね。
りこ:めちゃめちゃチャンスです。インスタとかXとかスレッズで新規を取っていくのめっちゃ大変じゃないですか。
おさる:大変ですよ、本当に。ほぼ新規無理ですよ、今。
りこ:でもSubstackは、感度が高い人たちがどんどん新規で入ってきてるんです。
おさる:オンボーディング(新規ユーザーへのおすすめ)もすごいですよね。僕の高読者の6割くらいがオンボーディング経由です。
りこ:私もそうです。今ユーザーが増えてる波に乗れる、絶好のタイミングなんですよね。
おさる:最近インスタもバンが厳しくなってきて、特にお金系のアカウントが戦々恐々としてる時期じゃないですか。資産になるプラットフォームを用意しておくことが超大事だと思ってて。
りこ:大事だと思います。これまでメールマガジン、LINEが担ってた役割を、チャット機能・音声・ライブまで全部備えたSubstackがコストゼロでカバーできるっていうのは革命ですよね。
おさる:本当に革命です。
まとめ|Substackで今やっておくこと
対談を振り返って、まずやっていただきたいことを整理します。
プロフィールを「発信内容が伝わる形」に整える
ウェルカムメールを日本語に直す
Aboutページに世界観・価値観を書く
ポッドキャスト機能を試す
ノート(短文)で人間味のある投稿をしてみる
ライブ機能を使ってみる
他の発信者さんとコラボしてみる
派手なことをしなくても、まずはここを押さえるだけで、Substackでの立ち上がりがまったく変わってきます。
おわりに
おさる:今日は本当にありがとうございました。
りこ:こちらこそ、ありがとうございました!
おさる:また1ヶ月後とか、進捗が変わったタイミングで対談したいですね。
りこ:ぜひぜひ、よろしくお願いします!
りこさんが「フォロワーから濃いファンに変えるSubstack実践講座」というBrainを近日公開予定です。
僕のSubstackでも、これからSubstack運用のノウハウを音声で発信していきますので、ぜひ購読登録しておいていただけると嬉しいです。
Substackは本当に夢のあるプラットフォームです。一緒に楽しんでいきましょう!
おさる












