今日のテーマは『高単価は悪なのか?』です。
昨日、0→1の稼ぐ系スクールはもう厳しいという話を書きました。
そうすると『じゃあ高単価は全部悪なんですね』という受け取り方になる方がいると思うので、今日はそこを詳しく説明します。
高単価商品は、良い場合もあるし、悪い場合もあります。
そして高単価商品は絶対になくならないし、なくしちゃダメだと僕は思っています。
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❶AI時代に値段は下がる。ただし『値段の影響を受ける事業者』のみ
AI時代によって、確実に値段は下がっていきます。
これは間違いない。
ただし、値段が下がるのは『値段の影響を受けてしまう事業者』のみです。
コモディティ化が進んで、別にどのコンテンツでもいいや、と思われる。
そういう選ばれないスクールは、価格競争に巻き込まれて落ちていきます。
でも『この人から学びたい』というIPとブランドが強い事業は、高くても売れ続けます。
ここが分かれ目です。
だから『これからはどんどん低単価化していこうね』という風潮には、ポジショントーク抜きに僕はすごく反対なんですよね。
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❷低単価で手厚いサポートは、構造的に不可能
僕は高単価スクールも低単価スクールも、どちらもやっています。
その上で言えるのは、低単価でめちゃくちゃ手厚いサポートは不可能だということです。
考えてみてください。
これからマーケティングをやろうという方が、数千円〜数万円のコンテンツで何百人・何千人集めたとします。
一人一人見ることは、もちろん不可能です。
メンタル的にもきついし、時間もどんどん奪われる。
僕がこれまで見てきたのは、こういう方たちです。
素晴らしいスキルを持った専門家が、一人一人教えていて回らなくなって、疲れて辞めてしまう。
コスパが悪すぎて、続かない。
僕自身も、英語の教員時代は月額手取り18万円でした。
やりがい搾取みたいな状態になると、どんなに志があっても、続けられないんですよね。
駆け出しの方こそ、ちゃんと利益を残さないとやれない。
コンテンツの回収も、改善も、やる気の維持も、全部そこに乗っています。
潰れないためにも、高単価は絶対に必要です。
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❸ただし前提がある:良い発信者・素晴らしいスキルを持っている方に限る
ここは絶対に外せない前提です。
高単価が必要というのは、良い発信者で、素晴らしいスキルを持っている方の話です。
そうじゃない人たちが便乗して値段を上げていくのは、まったく別の話です。
特に昨日書いた通り、0→1の稼ぐ系スクールで50万円以上のコンテンツ、これはダメです。
僕がいいと思っているのは、非稼ぐ系、いわゆるKPIスクールです。
健康・ダイエット・痩せる、こういう領域ですね。
マイナス何キロ痩せる、というのは目標として明確で、その通りにやれば確実に到達できる領域です。
体のことなので、再現性が高い。
一方で稼ぐ系は運の要素も強くて、その人の能力にかなり依存します。
だから同じ高単価でも、大切にすべき価値観と成立する領域と成立しない領域があるんですよね。
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❹すごい成果を出している方は、全員が高単価スクール出身
これは僕が周りを見てきて、はっきり言えることです。
僕自身、低単価のコンテンツをたくさん買ってきました。
Brainも出していますし、安いコンテンツからチャンスを得たこともたくさんあります。
低単価で成果が出た方も、もちろんいます。
ただ、僕の周りで本当にすごい成果を出している方は、全員が高単価スクールで成果を出しています。
理由は2つあります。
1つ目は、本人のやる気です。
これだけ払っているから元を回収したい、という気持ちが絶対に働きます。
2つ目は、サポート側のやる気です。
正直に書きますが、100円のコンテンツで一人一人に深く入っていこうとは、僕は思わないです。
やりたいと思う方がいてもいいんですが、それは長く続かない。
本人も大変だし、結局は売り切りになって、売って終わりになってしまいます。
『売って終わりでも、コミュニティでみんなワイワイやっています』と言う方もいます。
でも、それだと成果は出ません。
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❺AIには代替できない部分:一人一人の添削と、ナレッジの強化
教育サービスの本質は、ここにあります。
一人一人に添削をして、出てきたアウトプットを修正していく。
ここはAIではできません。
教育ビジネスもSNSも、差別化要素が必要です。
でもAIでオリジナリティを出すのは、かなり厳しい。
僕も最近だと、Fableをはじめ、いろいろなAIを使ってきて思うのは、結局『ナレッジ・イズ・キング』だということです。
ナレッジがしょぼいと、本当に意味がない。ありきたりのコンテンツしか出てきません。
そのナレッジの部分の一次情報は、AIでは絶対に作れない。
そして受講生がアウトプットを出してきたときに、それにフィードバックをして、その受講生のナレッジをさらに強化していく。
ここまでやってくれるなら、この人のために成果を出そう、と思ってもらえる発信者であるかどうか。
これができるのは、ある程度の金額をいただいている高単価商品だけなんですよね。
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❻オフラインの場を用意するには、人も場所代もかかる
高単価が必要な、もう1つの実務的な理由です。
僕が受講生の成果を出せている理由は、継続的にサポートができることにあります。
その利益を使って、合宿をやったり、イベントをやったり、オフ会や作業会を運営する。
お客様同士が関わって成果を出せるオフラインの場を用意するには、人が必要だし、場所代もかかります。
人をアサインするのも必要です。
『AIでいけるじゃないか』という声もありますが、そんなことはありません。
お客様と一人一人関わっていく、おもてなしも含めた1対1の部分は、人がやるしかない。
教育サービスは、人と人との触れ合いです。
その人に言われたからこそ、ちゃんとやる。やり切れる。
ここは絶対にあります。
低単価コンテンツをたくさん売っている方を見て思うのは、よくてコミュニティを作って終わり、というパターンが多いことです。
オフ会もないし、合宿もない。
コンテンツを渡して、オンラインコミュニティを用意して、交流させて、たまに一斉配信をする。
それで成果が出るなら、日本人は今頃全員が億万長者です。
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❼パーソナルトレーナーの理屈:『この人のために』が成果を作る
ここが本質だと思っています。
パーソナルトレーニングで考えてみてください。
こんなにパーソナルトレーナーが頑張ってくれているなら、ちょっとご飯を抑えて、次に体重計に乗るまでには少し痩せておこうかな。
申し訳ないから、やろうかな。
結局ここなんですよね。
このメニューでやりましょう、とAIが出してきても、人はやらない。
できたら、みんなもう大金持ちです。
それができないから、自分のトレーニングも続かない。
その人のためにやろう、という気持ち。
基準値の引き上げ。習慣と意識の変化。
ここはAIにはできません。
オンラインも、オフラインも、ある程度の金額をいただいて『やり切らせる環境』を作る。
お互いにとって、しっかりコストをかけていく。
これが大切になってくるんじゃないかなと思います。
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❽結論:高単価が成立する条件と、成立しない条件
高単価が成立する条件は、こうです。
事業者向け(2B)である
非稼ぐ系(KPIスクール)で、やれば確実に到達できる領域である
審査で人を選んでいる
一人一人の添削・フィードバックがある
オフラインを含めた環境が用意されている
高確率で成果を出せるモデルになっている
逆に、高単価が成立しない条件はこうです。
0→1の稼ぐ系スクールで50万円以上
SNSを伸ばして何かやる系の0→1向け
高単価商品を紹介しませんか、という紹介モデル
審査なしで、誰でも入れてしまう
2C向けであれば、僕は10万円以下がいいと思っています。
『できる人はいますよ』と言われることがあります。
できる人はいます。
でもそれは、それ以外の人たちに対して高単価を取っていい理由にはならないし、他の方たちが成果を出せる理由にもなりません。
高単価コンテンツ=悪、ではありません。
ただ、こういう場合はいい、こういう場合はダメ、というのは明確にあります。
ここをしっかり分けていかないと、業界としてよくないなと思っています。
Brainの教科書では、低単価でコミュニティを作る場合の設計を書いています。
そして僕の事業者向けの高単価スクールは、低単価では絶対に体験できない環境を用意しています。
オンライン上だけでは絶対に出会えない方たちと組んで、仕事をしていく。
まずは無料の4時間半のセミナーを見て、どういうスクールがいいのか、高単価と低単価の使い分けも含めて学んでみてください。
無理に入る必要はまったくないです。
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